冬の食欲と偏食対策
めっきり寒くなってきましたね。偏食の季節です(?)。
たわし水槽は、ヒーター+保温ライトで寒さ対策はされていますが、夏と比べるとどうしても冬を感じて、食欲もグッと落ちてきました。さいきんは一日中陸場で寝ていることも多いです。
※カメは変温動物なので、周囲の気温が下がると代謝も落ちてきます。
そして偏食へ
あまりエサを食べないでいたので、より嗜好性の高い(うまい)エサをくれるようになりました。
この「レプトミンスーパー」はエビの配合率も高く、とてもうまいです。ふつうの「レプトミン」では食欲がわかない時でも、「レプトミンスーパー」ならけっこう食べます。
さいしょは少しずつ与えられていましたが、他を食べないので、こればかり食べるようになってしまいました。
世間ではこれを偏食と呼ぶそうです…。
たわし水槽の偏食対策
「レプトミンスーパー」は栄養価が高すぎるのでこればかり食べるのは良くないらしい…ということで対策が取られました。
小手先の小細工でダマす
「レプトミンスーパー」は手からでも食べるので、スーパーと見せかけて隠し持ったふつうの方を口に押し込んできたり、半分に割ったスーパーとふつうの方をセットで口に入れてくる作戦です。
これは、そんなに思った通りにいくわけないので(いっかい口から出して食べなおすことも多いです。ワザとじゃなく、上手に飲み込めないので。)すぐあきらめたようです。
エサ切り
エサの頻度を2~3日に1回など少なくして、空腹にすることで好きなエサ以外を食べさせようというコンタンです。食欲ないので、まぁいいですが…。
別タッパやめる
ふだんは食事用のタッパーでエサをもらっていますが、水槽内でエサをもらう方式になりました。
陸場に置かれたタッパーだと、どうしても周りが気になって、食事への集中<周囲への興味、という状態になってしまうのです。夜間に部屋の明かりを遮断するための暗幕に使っているシートを水槽に巻いた状態での食事になります。
▲別タッパ。食欲がないと、いったん入るけど食べずにすぐ出る
ヒーター追加
室温が低いとヒーターのパワー不足で水温が十分に上がり切らない場合があります。夜間など、部屋に暖房がついていない場合などは特に。
そんな時は、より強力なヒーターを設置するか、台数を増やすして対応します。
去年の冬は3台体制になっていましたが、今年はここまで2台にしていたので、もう1台追加してもらいました。
たわし水槽ではこの3台を設置しています。上の2つは同じものと思って買ったら別だったそうです。ちょっとだけ機能が違いますがだいたい同じです。
効果
エサ切り&別タッパをやめた効果で、気が向けば他のエサも食べるようになりました。
水温が安定してきたのも効いているかんじがします。
ちなみに写真のものは、「レプトミンミニ」です。もっと小さい頃に食べていたものですが、「丸のみできるほうが汚れにくいから」「賞味期限がやばいから早く片付けたい」という理由で与えられています。2つ目…。
あとは、「カメプロス」や「キョーリン カメのエサ」なども気分で食べています。どのエサも、そんなにたくさん食べるわけではないです。
また、あくまで気分次第なので、頑張ってえり好みしてやると根負けして「レプトミンスーパー」がもらえます。これは水がとても汚れるので、タッパーで食べます。うまいので、集中できます。毎日じゃないから、ある程度ならいいか…とのことです。
▲食べている横で食べカスを掃除しています。ごくろうなことです。