年末年始の長期留守番を終えての振り返り2018-2019
年末年始の1週間の留守番の振り返りを紹介します。長期留守番を考えている亀のみなさまの参考になればうれしいです。
たわしです。留守番明けには身体測定や水質検査などもやって、長期留守番の影響を確認しています。それらの結果もあわせて、今後のために振り返りをまとめました。
ちなみに留守番までにやったことは、以下の記事を読んでみてください。
▼今回の事前対策まとめ
▼直前に行った水質検査
▼去年の年末年始の対策と反省
9日間のエサ切りで体重の変化は
留守番に向けては1週間かけて少しずつ食事をへらして慣らしていき、計9日間の断食となりました。
食事をとらないので体重に変化があるかと思いましたが、意外にも変化なしという結果でした。
亀は冬眠の前後で体重が変わらないという話を聞いたことがありますが(エネルギーを使わないから)、この年末年始も水温を下げて代謝を落としていたことで、あまりエネルギーを消費しなかったとか、多少減っても体に付いた水分で変動する誤差の範囲だったとか、そんな感じではないかと思います。
水質の変化は
硝酸塩しか測定していませんが、少しの増加がみられました(25mg/L→50mg/L)。まあこのくらいは許容範囲でしょう。
留守番2日前の午前中を最後にエサ切りとなっていましたが、留守番期間中にフンは出ました。
ちなみに、たわし水槽では底にネコ除けのトゲトゲシートを裏返して敷いており、フンを蹴散らして水を汚すことが起こりにくくなっています(↓の記事参照)。留守番明けも、フンが形を崩さず水槽の底に落ちていました。
留守番中の水温
たわし水槽では、最低・最高水温を記録してくれる水温計を使用しています。
この水温計の記録によると、留守番中の最低水温は19・3℃。年末年始は寒波で気温が低く、水温ももっと下がるかと不安でしたが、そうでもありませんでした。留守番前に調整していた期間でも、夜間は19℃台に下がることもあったので、問題ない範囲ですね。濾過にも影響がないことは直前の検査で確認済みです。
留守番明けの食欲
去年の留守番明けは食欲が落ちていて戻るまでに少し期間が必要でしたが、今回はすぐにモリモリ食べられました。
一週間ぶりのエサはうまいぜ!#亀 #カメ #クサガメ pic.twitter.com/IJxm9R5jpg
— たわし@たわしすたじお~クサガメ「たわし」の業務日誌 (@tawashi_studio) 2019年1月4日
去年とのちがいは、陸場を撤収されていたことでしょうか(脱走防止のため)。夜中に陸場で眠ることがないため、極端な低温に身をおくことがなかったというのが食欲キープにつながったのかもしれません。留守番中に甲羅を乾燥させることができなくなりますが、1週間くらいなら大丈夫だろうということで脱走対策を優先されましたが、想定外の部分で効果があったな、と思います。
水位の変化(蒸発量)は
水位が約3cmくらい、ざっくり8リットルくらいの蒸発量でした。
水量が少ない水槽では蒸発を見込んで水を足して置いたり、また蒸発して水位が下がったときにヒーターが水から出ないように、設置する位置を確認しておく必要があるかな、と思います。
まとめ
今年は準備もわりとしっかりしていたし、大きな問題なく長期の留守番を乗り切ることができました。水質や体重など、数字のデータをちゃんと取っていたので、振り返っての確認もできて、より万全だったかな、と思います。
さらに良くするための改善点をあげるなら、事前の準備をもっと前からゆっくりはじめておいたら直前にあわてて水質検査することにもならなかったね、という話はしています。
ともあれ、無事に乗り切れてよかったです。これから長期留守番をしようと思っている亀のみなさんに、少しでも参考になっていればうれしいです。ではまた。