亀水槽の水換え頻度:春(4月ごろ)編
最近の水換え頻度に関するメモです。
週1回半換水+掃除/毎日2L換水
春になり、食欲の増加とともにフンの量も増えてきましたが、今のところ水換えは冬場同用の週1回のペースです。約25L中、14Lを換水します。換水直前に水質を検査すると、アンモニア・亜硝酸塩はほとんどゼロ、硝酸塩は100mg/Lくらいの数値になります。
週に1回の水換えにあわせて、フィルターなどのそうじも行われます。
特にフィルターは、目が詰まって流量が落ちると、いっきに濾過効果が落ちてしまうので最低でも2週間に1回はそうじしてもらわないといけません。生物濾過をしてくれるバクテリアは好気性バクテリアといって、酸素が必要なバクテリアなので水の流れが弱くなるとはたらいてくれないのです。
週1回の水換えのほかに、だいたい毎日2L程度の水換えがあります。
これは、下で説明する別タッパーに入れる分や、フンなどのそうじの時に減る分と蒸発した分をつぎ足すものです。
前提
この頻度を維持するため、水換え以外に次のようなことをしています。
フンはできるだけすぐそうじ
水を汚す最大の要因のフンは、基本的にすぐにそうじされます。
たわし水槽は代表のデスクのすぐ横にあるので、仕事中でも気付いたらすぐフンをスポイトで吸いだしてもらっています。
たまに気付かれず、水槽の水に溶けてしまうと、1週間を待たずして水換えが必要になる場合があります。なので、出したフンを自分で蹴ちらしてしまうと、とてもイヤな顔をされます。
▲フンを蹴ちらすとぼろぼろと水槽中に散乱する。ただようゴミみたいなものはすべてフン。写真とってないで早くそうじしてください。
食事は別タッパー
フンの他にもう一つ、水を汚す大きな原因である食べカスが水槽に発生しないよう、最近は水槽外のタッパーで食事をしています。
以前も別タッパー制でしたが、寒くなって食欲が落ちてからは水槽内で食べていました。食欲が落ちているときは、エサを求めてわざわざタッパーに入ろうとしないし、ムリに入れられてもストレスで食べないのです。最近は食い意地が戻ってきたので、以前のようにタッパーになりました。陸場にタッパーを置いておいてもらうと、自分で入って食べます。
あくまでたわし水槽での目安です
ここで紹介した頻度は、たわし水槽の水量や生活スタイルが前提のものです。最適な頻度は水槽によってちがいますので、亀と飼い主で相談して決めてください。
でもいちばん嬉しいのは毎日水換えして、きれいな水にしてもらうことなのです。頻度は多いほどマチガイないですね。うちでもたまに代表が油断して、写真のような劣悪な水質になっていることも…。フィルターの目が詰まって流量が落ちて濾過能力が下がったところに、フンのそうじを怠ったりすると濾過能力を大きく超えてアンモニアが発生するのでこうなります。水も飲めなくなるので、しっかりしてほしいです。
▲試薬によるアンモニアの検査。緑が濃いほどよくない。写真は5.0mg/Lとサイアクの状態でびっくりしたところ。
季節、食欲やフンの量、水量やフィルター、日々のメンテナンス状況など、いろんな要因によってちょうどいい頻度も変化するので、今後のためにメモとして残しておきました。またそのうち、状態が変わったら書こうかな、おもいます。