亀の食欲が落ちた時にできること
食欲が落ちたときに、たわし水槽で行われている対策を紹介します!
昨日、今日と食欲がイマイチで手付かず。#亀 #カメ #クサガメ pic.twitter.com/5UOJO8Cjw2
— たわし🐢@ブログ「たわしすたじお」 (@tawashi_studio) April 21, 2020
↑たまにはこんなことも。このところ食欲が出ないな…という時、たわし水槽では次のような対策をしています。参考になれば!
水温を確認
基本は体温です。われわれ亀は変温動物なので寒いと代謝が下がって食欲も落ちます。
ヒーターが壊れていないか、室温が低すぎないか、保温ライトは温かいか、などをチェックします。
夜の陸寝を禁止
飼育下の亀には敵がいないし、息継ぎも要らないのでたわしは夜は陸で寝るのを好みます。
しかし、夜中に気温が下がると体温も下がるし、温度変化は体調にも影響します。特に春・秋などは日中は暖かくても夜に冷えこんでいる場合もあるので要注意です。食欲がない時は、夜は陸場に上れないようにするなどの対策で体調が回復する場合があります。
嗜好性の高いエサ
鶏肉(ササミ、むね肉など)やミミズなど、嗜好性の高いごちそう系のエサは、食欲がない時でもだいたいガツガツ食べます。目の色をかえて。
いちど火が付くと、エンジンがかかって食欲も回復してくる場合があります。偏食による栄養のかたよりは注意…。
ちなみに…さいきんのたわし水槽では、健康にも配慮してビタミン添加タイプの乾燥ミミズが導入されました。うまいです。
目かくし
食欲が落ちている時は、水槽のまわりでヒトやモノが動くのが気になって水槽の外にばかり反応してしまい、食事に集中できないことがあります。
かるく目かくしをするだけでも、落ち着いて食事をとれるようになる場合もあります。大きな音や振動なども気をつけたほうがいいかもです。要は環境のストレスをとりのぞく、と考えていただければ。
食欲が落ち気味の時は、水槽の外に過敏に反応しがちなので、今日は落ち着いて食事をとるためにこんな感じでかるく目隠しされました。#亀 #カメ #クサガメ pic.twitter.com/g8IoaxgaFy
— たわし@ブログ「たわしすたじお」 (@tawashi_studio) April 26, 2020
その他ありそうな原因
ケガ・病気
普通にケガや病気の可能性もあるので、よく観察してもらって、気になることがあったり、色々と試しても食欲が回復しない場合は、はやめに亀が診れる動物病院で診察してもらった方がいいかな、と思います。
産卵
女性の場合は、産卵前は食欲が落ちるそうです。相手がいなくても無精卵を産むそうです。たわしは男の子なので経験がありませんが…。
季節
全然食べないのは何か調子がよくないので要注意ですが、加温していても冬になると多少は食欲が落ちます。
おわりに
と、いった感じで、食欲が落ちたときにやっている対策を紹介しました。先日もちょっと食欲不振でしたが、数日で回復しました。亀の食欲が落ちたときは健康や環境に何か問題が起きていると思って、しっかり点検してもらえたらな、と思います。
他にも、みなさんの水槽でやっている取り組みがあれば、ぜひ教えてください!ではまた。