フィルター増設!比較した結果コーナーパワーフィルターを設置しました。
亀水槽に濾過フィルターを増設しました!
今回購入したのはこちらです。選んだ経緯やポイントをご紹介します。
濾過フィルター増設の理由
長らく1台体制でやってきましたが、2台に増設となりました。理由はいろいろあります。
使用中のフィルターの寿命
現在こちらのフィルターを使っています。もう3年以上使っているので、いつ寿命がきてもいいように2台体制にすることになりました。
肝心のモーターはいまのところ元気なので、現役でメインフィルターを勤めていますが、カバーと止めるツメも折れて、外れやすくなったりしています…。
サブフィルターは必要
寿命でなくとも、なんらかの原因でフィルターがストップすることもあるので、どっちにしてもサブフィルターはあった方がいい、と以前から話していたところです。
今回ようやく設置することになりました。
↓以前、突然止まった時の記事です。
出口をふさぐから…
▲フィルターをふさいで寝た結果、水がにごってしまった様子
「フィルターが止まるなんらかの原因」のひとつが自分自身というのもお恥ずかしいのですが…このように、吐出口をふさいで寝てしまって怒られることがよくあります…。
この間、水槽内の水はほとんど動かないので、水質の悪化につながります。これも、2台目を設置して対応することになりました。
引越しを見据えて
じつは近日、もっと大きな水槽の引越しを予定しています!現状ではパワー不足なので、強化のためにフィルターを追加することになりました。
いったんお試しをかねて慣らし運転、ということで、引越し前にいまの水槽で使用してみます。
今回のフィルター選びのポイントと候補
今回、フィルターを選んだポイントです。
- いま使っているフィルターで割とうまく回っているので、基本的には同じようなタイプのもの
- 目詰まりしにくそうなもの…代謝した表皮とかがけっこう詰まるので
- メンテナンスが簡単そうなもの
このような基準でさがしてみました。検討した候補がこちら↓↓
コーナーパワーフィルター2
今回購入したフィルターの大型版です。濾材の容量が大きいけど、モーターは同じようです。
ちょっと大きすぎるので見送りました。
イーロカシリーズ
サイズのバリエーションがあって、大きくなるほどモーターも強力になり、流量が増えます。
よさそうなのですが、スリットが少ないため、目詰まりしやすそうだということで却下になりました。
水作タートルフィルタープラス(スペースパワーフィット)
いま使っているフィルターがモデルチェンジして新しくなっています。
みたところ濾材が変わったようです。具体的にどう変わったのか細かく確かめてみたくもありますが、濾材はどうせ改造するし、今と違うものを試そうということで見送りました。
水作タートルフィルター[PRO]
タートルフィルターより大きくてモーターも強力なものです。
90cm水槽にも対応で、かなり迷いました。いまのが壊れたら、新しく買ったコーナーパワーフィルターをサブにして、これをメインにしようか、という話も出ています。
【決定】GEX コーナーパワーフィルター1
水作以外も試そう、ということでGEXのに決めました。
25L以下用ということで、引越し後の水槽には小さいのですが、サブ用ということと、いろいろお試しで、という感覚です。
濾材は活性炭で、あまり使えないのですが、どうせカスタマイズするので付属の濾材はなんでもいいや、ということで無視しました。
フィルターを改造して設置
改造というほどのオオゲサなものではないですが…。
シャワーパイプは外す
タートルフィルター、コーナーパワーフィットともに、シャワーパイプは使っていません。
「すぐ外すから」だそうです。身に覚えはあります…。
亀水槽で、このような取り外し式で軽いパーツを使おうというのがそもそも無理な話なのです。たわしは悪くありません…!
▲ケリ外したシャワーパイプ。よわい。
濾材を交換
コーナーパワーフィルターに付属の濾材は「活性炭」の主な効果は「吸着濾過」、で有害物質を吸着して水をきれいにします。
ただ、吸着濾過は水槽の立ち上げ時とか、非常時に使うもので、また活性炭はアンモニアとかの吸着はあまり期待できないらしいので物理・生物濾過を目的とした濾材に交換します。
今回は「ゼオライト」に詰め替えました。水切りネットに入れてフィルターに詰めます。
ゼオライトも、本来は吸着濾材なのですが、今回は生物濾過を目的に使っています。
▲タッパー+ネットに入れて沈めてあるゼオライト。これを濾材にした。
たぶん生物濾過の能力でいうと、専用の濾材のほうが高いのですが…このゼオライトはたわし水槽にながいこと沈めてあるので、じゅうぶんバクテリアも定着しているだろう、とのことです。
▼参考
いままで使ってきたタートルフィルターもゼオライトを使用しています。これは最初から付属していたものをずっと使っています。
今回、コーナーパワーフィルターのついでに、専用のケースから水切りネットに交換されました。専用ケースは濾材の出し入れがしにくく、メンテナンス性が悪いから、とのことです。
▲同じく最初から付属していたスポンジ。ボロボロになってきたので、この機に捨てられました。
なお、この水切りネットだとちょっと強度が弱くて、ちょっとのことで穴が開いて濾材がもれるので、この辺は今後の課題として、よりよい素材を探してもらっています。
いざ、フィルター設置
このように、2台を向かい合わせで水流が回るように設置されました。
1台だと、端まで水流が届いているかあやしいところもありましたが、こうするとしっかり水が水槽内を回っています。
タートルフィルター(スペースパワーフィット)との比較
せっかくなので、比べてみます。
基本的には似たような作りなので、そんなに差はなさそうです。
流量
流量(公称) | |
---|---|
水作 タートルフィルター | 2.5~3.0L/分 |
GEX コーナーパワーフィルター | 3.1L/分(50Hz)・3.5L/分(60Hz) |
水を回す量はコーナーパワーフィルターのほうが強いようです。じっさいそこまで差は感じませんが、吐出口が狭い分、勢いはある気がします。
濾材の容量
ほぼ同じですが、タートルフィルターのほうが少し大きいみたいです。
形状はコーナーパワーフィルターのほうが使いやすいそうです。
静音性
タートルフィルターの方がやや静かです。
コーナーパワーフィルターは、神経質なカメだとちょっと音が気になるかもしれないです。設置方法を工夫すれば静かになるかも?今後の課題です。
メンテナンス性など、使いやすさ
コーナーパワーフィルターのほうが、ケース部分の構造が簡単で濾材のメンテナンスしやすいとのことです。
水槽からの出し入れの点ではどっちもどっち。
吐出口が狭いので、コーナーパワーフィルターでは歯ブラシが入らなくて掃除がちょっと面倒とのこと。
設置してみて…
設置してみた感想です。
濾過はじゅうぶん
そもそも、1台でも問題なかったので、この点は増設とは関係ないと言えばないです。
アンモニア・亜硝酸塩はもともと出てなくて、硝酸塩の蓄積が問題だったので、その点でフィルターの増設は意味ないのです…。
出口をふさいでも水がしっかり回るようになったのはいいことだと思います。
▼参考
ちなみに設置後1週間くらい、水替え後2日目の水質です。
アンモニア | 検出なし |
---|---|
硝酸塩 | ~10mg/L |
さいきんはエサは別タッパーではなく水槽内で食べていますが、食べかすは食べてる横で即掃除されていくし、冬でフンも少ないうえに発見次第すぐ回収されるので、そもそもアンモニアなどの発生源が少ないのでとても安定しています。
これだけフィルターのことを書いておいてなんですが、フィルターの能力よりも、こういうコマメな掃除と水量が水質維持のイチバン大事なポイントなのかな、と思います。
メンテナンス性はアップ
2台になった分、少なくとも1台あたりの汚れは減るので、フィルターのメンテナンスは楽になったようです。
カメの立場から言うと楽だろうが大変だろうが、そこはやれよという感じなのですが、とはいえ手間を減らしてコマメにメンテナンスしてもらえるようになった方がお互いありがたいです。
以上、フィルター増設の紹介でした。
より良い住環境になるよう、うちの代表には今後とも頑張ってほしいな、と思います。